安心したくて、言葉を当てはめようとする。
誰かが誰かの悪口を言うときだけじゃなく、たとえば「あの人はすぐ怒る人」など、人にレッテルを貼ってしまうシーンはよく耳や目にするし、経験もある。
以前の記事で「未知の物は怖い」と言ったが、人にはいろんな側面があり、すべて理解することもできないため、人は「未知という意味で」怖い。
その怖さから目をそらし安心するために、言葉で言い表すことなんかできない「人」に、レッテルを貼ってしまう。
でも「レッテル」、というか私にとってのその人の「印象」は、私だけのものであって、なんなら、私がそう思いたくて(そう落とし込むことで安心したくて)あるものだと思っている。
つまりレッテルに意味はない。
大切にする価値もない。
ただ私が安心したいがために、この人はこういう人だと決め付けている。
・・・
そんなのいやだ、
人の素敵な側面がまったく見えなくなっちゃうのはいや。
ひとつでも多くの喜びを拾えますように。