saya日々

sayaのブログです。私は私だ~♪ヽ(´▽`)/

「キャリアウーマン」コンプレックス、輝きたい。

私は、俗に言う「キャリアウーマン」に憧れていた。

毎朝気持ちよく出勤して、仕事をバリバリこなして、自分に自信を持っている、そんな女性になりたいと。

 

私は一昨年まで看護学生だった。

実習の毎日で、勉強も経験も少ないから何も分からなくて、現場の看護師さんにも学校の先生にも指摘を受けて、でもそれでも何とか耐えようとしていた。

私は理解が本当にできなくて、毎日提出するレポートも徹夜しても書き終わらなくて、寝る暇というよりも生きている心地のする瞬間がなかった。

そして勉強より、「自分」が分からなくなっていった。

自分が「遠く離れている」、というより、自分が「いなくなった」感じがした。

どうしていいか分からなくなった私は、次の分野の予習や情報収集、分析に手をつけなかった。つけられなかった。頭がとまった感じがした。

 

新しい分野の実習初日、私は家のパソコンの前から動けなかった。

この分野では、私が実習リーダーをすることになっていて、挨拶や会議でメンバーを引っ張っていかなくちゃいけなかった。

だから実習に行かないと、本当に迷惑がかかる。

でも無理だった。

もともと電話嫌いで、学校に電話も入れられず、昼前に突然学校に行った。

職員室の扉を開け、実習担当の先生を呼び、私は目を合わせられず、

「今朝は本当にすみません、...学校やめます...」

 

半年の休学を経て、退学した。

 

休学期間中、いろいろ思った。

私にできることなんて何もない。

実習メンバーには申し訳ないけど、実習を進めているメンバーが羨ましくてたまらなかった。

「やっぱりあの子ダメだったね」なんていわれてるんだろうな、と被害妄想もあった。

もっと私が勉強すれば、もっと私が援助技術を身につけていれば、もっと......

 

去年の1年間も、同じように「私に努力が足りなかった、追いつこうと勉強も頑張るべきだった」と思っていた。

努力も看護の勉強もできない自分が、ただ悲しくて、つらかった。

 

でも、最近、ふと思った。

私の道はそっちじゃない。「看護を挫折した非力感」にとどまっている場合じゃない。

 

私はもっと生きることを楽しみたい。

私が本当に目指しているのは「キャリアウーマン」という肩書きなんかではない。

「好きなことを楽しんでして、輝きまくっている」私だ。

 

私はただ輝きたい、

生きるパワーに満ち溢れた私でいたい!

 

ずっとずっと、看護の勉強もその努力もできない自分が嫌でたまらなくて、こんな自分は何もできない、何の役にも立たない、これからどうしていいかも分からないし、生きていけない、そう呪うように思っていたけど、本当は全然そうじゃなかった、違った!

 

好きなことを楽しんで思いっきり輝くために、私にできないことはひとつもない!

誰かに嫉妬する必要も、何かができなくちゃいけない決まりもない!

 

ただ私が私の好きなことをするだけ! 

あなたもあなたの好きなことをするだけ!!

それぞれがそれぞれに思いっきり輝くだけ!!!

(号泣。笑)

 

そして大切なことはもうひとつ。

確かに私には看護はちんぷんかんぷんだった。

だけどそれは私が何もできないからではないし、役立たずだからではない。

全くそれとこれは関係ない!!!

すべて完璧なひとはいないし、できないところは他の人に投げればいい。

私は好きなことをひとつでもすればいい、それだけ。