感謝は自分のための行動
感謝とは「ありがとう」を感じたり、それを伝えることだと思う。
そしてそこには、喜びやほっとした思いなど様々な思いが含まれていると思う。
そんな様々な感情を抱いたとき、私の胸はとても温かくなる。
私がただ感謝しているだけなのに、感謝されるよりも幸せを感じられる。
「ありがとう」の言葉を待って得た人からの感謝よりも、遥かに温まる。
私はしょっちゅうネガティブになってしまう人間で、無意識に落ち込んでいることが多い。
そのため私は、生きていることを喜んだことはあまりない。
できれば早く死んでしまいたいとさえ思う。
そんな私がこれからも生きていくためには、ネガティブな感情から意識を遠く離したほうがいい。
感謝することが、生き続けていくことに有効だと思う。
ついこの間、夕飯を私が作っている時に、彼氏が手伝ってくれた。
嬉しいことだ。
しかし、私は一人で作るつもりだった予定が急に変わったため混乱し、感謝するどころか「邪魔だ」と彼氏に怒ってしまった。
彼氏の気持ちを邪険に扱ってしまったのだ。
しばらくして私も落ち着いたころ、悪かったなという気持ちと、手伝おうとしてくれた彼氏の気持ちを喜ぶ気持ちが湧き上がってきた。
そしてとても胸が温かくなった。
思うに、自分以外を受け入れない姿勢は、自分の視野を狭くし、私の大切な人を私自身が突き放すことにつながる。
一方感謝することは、大切な人の気持ちをきちんと受け止めることであり、自分を満たしてあげることにもつながる。
自分の心を満たすことで、自分に絶望してしまうことを回避し、自分を生き続ける活力になるのではないかと思う。